地理とネットから見えてくる可能性

リモートワークなど、ある程度の物理的な要因を無視できる現状でも完全に地理を無視できるわけではないため、両方を視野に入れつつ考察するブログ

地理とIT技術両方の視点を組み合わせることは大事

本ブログは何を記述するか

地理やITに限らず、様々な分野の視点を融合させることは当たり前の重要なことだが、本ブログでは主に経済地理学的観点と情報通信技術を踏まえた上で日本のいたる地域の方針などを考えて記述するブログです。

ブログを書く動機

自身の思考を言語化し、outputする場が欲しかったから。

なぜ地理は無視できないか?

近年はGAFAをはじめITが騒がれており、ITは地理を気にしなくても良いように考えられるが地理は無視できません。人材、水資源、災害、電力など考慮しなければならない地理的要素は多々存在します。

またIT業界は日本という国レベルで雇用を"直接"確保する業界ではなく、製造業やサービス業といった国レベルで雇用を支える産業を"間接"的にサポートする業界であることから地理的観点は無視できません。具体例としては自動車の制御システム、鉄道制御システムなどがITが間接的に他業界をサポートする例となります。

念の為の補足として、ITを軽視しているわけではありません。私もIT従事者であり、楽天をはじめとした純IT企業のサービスの恩恵を得ているユーザーでもあり、外国語、論理、数理などと同様に全業界をサポートする非常に重要な業界です。しかし""IT企業はある程度淘汰され、純IT企業では無い企業にもIT人材が多く属するべきです。IT業界を非常に極端に表すと規格を決定し、その規格の上で全てが成り立つ産業であり、規格を乱立させることは非常に愚かなことです。開発者、運用者は開発、運用、学習コストからも優位性の高い規格(プラットフォーム)に集中します。近年はクラウドの登場から全ての企業がオンプレである必要はありません。その様な状況で適切に開発の判断ができるIT人材が純IT企業に集中する日本の現状は、非IT産業の競争力低下を招き、全体として雇用を喪失させます。

www.soumu.go.jp

 

 

 

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