地理とネットから考える日本の在り方

リモートワークなど、ある程度の物理的な要因を無視できる現状でも完全に地理を無視できるわけではないため、両方を視野に入れつつ考察するブログ

勝手に夢洲延伸案

夢洲とは

かつては大阪の箱物行政と揶揄させるほどに開発に失敗したものと認識されていたが、現在は西日本最長の大水深コンテナターミナル建設、万博開催地やIRの候補地と注目されている大阪の大規模埋立地です。特に後者2つのため、どの様に鉄道網を整備するか議論されています。

今回はIR開催地として決定したものと仮定し、その上で勝手に鉄道の延伸先を決めて記述します。

延伸先

以下図の通り、京阪中之島線を西九条まで延伸、JRゆめ咲線を大阪港まで延伸、大阪メトロ中央線を夢洲まで延伸する案です。

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ぱっと見でわかる通り、新規に路線を多く建設する必要はありません。

あと地味に西九条が弁天町、ユニバ、夢洲、尼崎、京セラドームといった強力な武器を手中に収めた起点となる可能性を秘めています。あえて呼称するのであれば西九条が「大阪のニシ」と言えるかもしれません。

大阪メトロ中央線延伸

既に夢洲までトンネルが建設されており、最も現実的です。既に2025年の大阪万博までに完成させるものとなっています。最悪この延伸のみで良いですし、失敗しても最も軽症です。

JRゆめ咲線延伸

JRゆめ咲線の終点桜島駅から舞洲を経由して夢洲までアクセスする案があり、JR貨物によるコンテナ輸送のメリットなど無視できない要素がありますが、膨大な建設費からあくまで"現状では"不要と考えています。

舞洲はキャンプ場、物流センターなど、既に自動車前提の土地であることからも不要です。今後も夢洲はその方向性のまま運用を続けていくことに何も問題はありません。

"旅客輸送のみ"を考慮するのであれば、代わりに桜島駅を南下して大阪メトロ中央線の大阪港駅までの延伸の方が適切です。乗り継ぎこそ必要ですが、ユニバ、海遊館夢洲が繋がるため、観光客にとっても鉄道会社にとっても魅力的な路線になります。

”可能であれば”夢洲のコンテナ輸送、旅客輸送、税金をより効率的に活用するため、メトロ中央線が海遊館-夢洲間に路線を敷くのではなく、JRがユニバ-海遊館-夢洲間に路線を敷いたほうが効率的だと思います。

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京阪 中之島線延伸

舞洲付近まで延伸して新桜島駅を建設する案もありますが、よほどIRの業績が良いか、もしくは京阪がとち狂ってない限りウキウキして延伸するはずがありません。

中之島線延伸案は九条と西九条への延伸、さらには夢洲までの延伸までもが検討されていますが、私はどう延伸したところでさほど夢洲のためにはならず、所詮中之島の価値を高めるための路線になると思います。

中之島には多くの大企業がオフィスを構えており、残念なことにコロナ禍であっても契約の都合など様々な理由でこれら企業に関わる従業員全員がリモートワークに移行できているわけではありません。(実体験) リモートワークに対して否定的な方もまだまだいらっしゃいます。今後も京阪中之島線が西九条に繋がることは従業員にとって魅力的であり、コロナが終息すればなおさらです。

京阪線の主な利用者は遠方からの旅行者ではなく、既に関西地区に住んでいる方々です。万博は京阪民にも需要はあるものの一時的であること、IRは遠方からの旅行者がメインターゲットであることから、夢洲と接続する大阪メトロ中央線ではなく、ユニバ(JRゆめ咲線が延伸すれば海遊館にも)接続できるJRゆめ咲線の方が優先度が高いです。それにそもそも大阪メトロ中央線が夢洲に繋がる時点で京阪民に限らず問題なく夢洲にアクセスできます。ちなみに上記は大阪メトロ中央線の九条駅より西側とのアクセスのみを記述していますが、東側とのアクセスは中之島線にとっては無関係です。大阪メトロ四つ橋線などから乗り継いで中之島のオフィスにアクセスするだけなので中之島線は利用しません。

要約すると中之島線延伸は西九条に接続して、中之島のオフィスへのアクセス性を高めることで乗客を増やし、あわよくばついでにユニバと海遊館へのアクセスも確保するという計画の方が効率的です。

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